昭和初期に朝鮮半島から多くの韓国・朝鮮の人が仕事を求めて当時の播磨造船所(現IHI)で働いていました。終戦直後の昭和20年~21年頃、日本に残った韓国・朝鮮の人達は貧しい日常の中で生活していくために知恵を絞りました。当時の日本人が食べる習慣がなかった牛のホルモン(内蔵)を安く仕入れ鉄板焼きで提供する事を生業とし始めました。最初はホルモンと野菜を一緒に炒めるだけだったようですが、もっと腹もちの良いようにとうどんを入れるようになったのがホルモンうどんの始まりだったようです。
昭和30年~40年頃には日本の高度成長とともに相生でも造成好景気の時代を迎え、それに比例するかのようにホルモンうどんを提供する店がピーク時には20数軒にまで増えていきました。こうしてホルモンうどんは当時の相生の特に若い労働者の人々の胃袋を支える料理となり現在に至っています。弊店は当時から残る唯一のホルモンうどん専門店としてこれからの相生の食文化のひとつであるホルモンうどんを皆様に伝えていきたいと思っております。
電話番号
住所
兵庫県相生市那波大浜町20-2
営業時間
[火〜日・祝] 17:00〜22:00(L.O.21:30)
定休日
不定休